12月の百草園③ 茅葺屋根の補修が始まりました
2018/12/18
あっ!と言う間に12月も下旬となり、今年もあと2週間ほどで終わってしまいますね…
季節は秋から冬に進み、だんだんと寒い日が増えてきました。
百草園の庭も冬らしい眺めに変わってきています。
忙しない師走ですが、静かな日本庭園で「ほっと」一息つきませんか。
(写真は12月18日に撮影しました)
秋の名残り
〝いろはモミジ” は最後の葉を赤く染めています。
心字池に映る景色も冬らしくなってきました。
〝松の雪吊り” が冬らしさを演出してます。
冬の花と言えば〝蝋梅(ロウバイ)”
気の早い樹は、ポツリポツリ花を開き始めました。
今の季節、園内を散策してると縁起の良い草花が実を付けてます。
これは葉の上に実を付ける〝センリョウ”
こちらは真っ赤な実をぶら下げた〝マンリョウ”
千両!万両! 景気の良い響きですね(笑)
春を待つ草木も出番に備えています。
〝福寿草(フクジュソウ)” の花芽が、可愛い顔をのぞかせてます。
こちらは和紙の原料にもなる〝ミツマタ” の樹の花芽
春の訪れをじっと待ってます。
本日から〝東屋(あずまや)” の茅葺屋根補修工事が始まりました。
東屋の補修は約10年振りになります。
古い萱を抜き、新しい萱に差し替えます。
東北宮城県から来た職人さん達が作業してます。
滅多に見られない作業風景ですので、ご興味のある方はぜひご来園ください。